そして、家族の誰かが、大切な人が、うつや心の問題を抱えている方。

 

ルーム・ソルでも悩むご本人からではなく、ご本人を心配する方からのご相談が多くなりつつあります。

 

大切な方が自分の知っている姿ではなくなっていくのを一番近くで見ていることしか出来ないのは大変に辛いことです。

 

 

心の問題、生き辛さは、自分の本当の気持ちに嘘をつき、ごまかし、隠してきた結果です。

 

 

正しく生きていかなくちゃ、

強く、勝たなくては生きていけない、

人に好かれなくては、

 

と思い込んでいたのかもしれません。

 

 

人には欲求があり、それは~しなくてはいけないこと、ではなく、湧いてくるものです。

 

 

厳格であったその人は、本当は人に好かれたかったのかもしれない

 

いつでも戦っていたその人は、本当はただ自分の正しさの中に静かにいたかったのかもしれない

 

お節介なその人は、本当は誰よりも一番で居たかったのかもしれない

 

 

 

そうしないと生きて来れなかった。それがいつしか、周りの期待となって、その期待に応えようと自分に嘘を重ねてきた。

 

 

そうした積み重ねが、うつや病気、さまざまな生き辛さを発症させていきます。

 

 

そうして生きていくうちに自分では分からなくなり、とうとう誰かに分かって欲しくて、無意識は病を作り訴える。そのように感じます。

 

 

 

ですから、うつや病を取り除こうとか、治そうとか、元に戻って欲しい、というのは周囲側の都合です。

 

 

 

あなたが知っているその方と、本当のその方はほんの少し違うのかもしれません。そのことに少し覚悟をなさってください。ただ、本当の姿とはとても穏やかなものです。

 

 

 

 

ずっとご自身に嘘をついてこなくてはいけなかった。周囲の期待に応えようと、自分自身を優先順位の一番最後にしてしまった。

 

 

 

そうまでしてご本人は、一体どんな気持ちを分かって欲しかったのでしょう。

 

 

 

心は、一番分かって欲しい人から順に困らせます。

 

 

 

一番は、自分自身を困らせる。

 

 

それでもダメなら、大切な人から順に困らせていく。

 

 

 

問題は困っている人のもの。困っている人が解決できます。

 

それは今、一番ご本人を心配しているあなたなのかもしれません。

 

 

 

あなたが原因であるということではありません。

 

 

本当の気持ちを分かって貰うことがどんなに安心か、嬉しいのか。心が健康になるってどういうことなのかを知って頂き、一番困っているご本人にもそれが出来るように心を学んで頂くことが改善への早道です。

 

 

 

健康へは、健康を知っていると導きやすくなります。

 

 

分からなくてもいいのです。分かろうとして差し上げて下さい。

 

 

 

何があったかわからないけど、こんなになるまで我慢してたんだね。
辛かったんだね。

 

 

そんなに我慢があったならそれはきっと辛いよね。

 

そのときに分かってあげられなくてごめんね。

 

今まで生きてきてくれてありがとう。

 

今だったら、いろんなこと聞けるよ。

 

よかったら、今じゃなくてもいいから、どんなことがあったのか聞かせてね。

 

 

 

ご本人がカウンセリングや治療を嫌がる場合があります。

 

 

そこには、本当の気持ちを分かって貰えないままに治ってしまっては困る。治ってしまってはもうこんな風に心配してくれない、寂しい。そんな言葉にならない気持ちがあるように感じます。

 

 

したいことをしている方にそれを止めさせるのは大変です。今一番困っている方が心への理解を深めていただくことが、一番早いと考えています。

 

 

そして、何より看病は大変に疲れます。

 

 

そんなあなたのためにも、安心、心の健康は大切です。

 

 

心身共に健康であれば、出来ることが増えていき、したいことがしやすくなります。

 

 

ご自身を大切にする、その溢れたもので周囲は健康へと導かれます。

 

 

それぞれの人生はそれぞれの責任なのですから。

 

 

病、生き辛さには理由があります。

 

 

愛と感謝を込めて

この記事を書いた人

小坂田恵理
小坂田恵理
心の悩み・不安・痛みの開放と解決には心理カウンセリング。神奈川県藤沢市にて、心の健康を育てるカウンセリングを行っています。