太い幹を持った樹のようでありなさい。あるいはあの忽然とした山のようでありなさい。
あるいはまた、孤高の野獣のようでありなさい。
あるときには、高みで瞬く星のようでいなさい。
世の中がどう動こうが、いつも自分自身である人でいなさい。
ヘルマン・ヘッセ 「人生の言葉」からの抜粋
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とても厳しい言葉のように聞こえるかもしれませんね。
ルーム・ソルの心理カウンセリングの目指すところも、このような強くてしなやかな心です。
砂漠でたった一人でも自分らしくいられるにはどうすればいいのか。
将来、病気になったり大怪我をして、誰かの手を借りないと生きていけなくなったら、どうしよう。
そうならないようにするには今、どうすればいいのか。
最悪の不安から今の自分を考えることが最大の未病対策になると私は信じています。
そんな生き方は自分では無理だ。
それが出来る人もいれば出来ない人もいるんじゃないか。
そう思いますか?何年も自分を取り戻していくのを見て来た私は、こう断言できます。
『誰もが本来、そのような存在だった』
生きていく中でその自分から遠ざかり見失い、右往左往してしまった。それが『病』であり、その痛み苦しみに気が付いたとき、そこから本来の自分自身に戻っていくことが誰にでも出来る。
痛み苦しみがなかったとしても、自分らしさを考えたときから、その姿に戻っていくことが、誰にでも出来るのです。
そんなこと私には出来ない。。。
まだそんな風に思われていたとしたら、それは本来の自分自身からとても遠くまで旅をしてしまったのです。もう、その旅は終わりにしませんか。
自分が自分と一致した、隙間の無い穏やかさをあなたにも取り戻していただきたいと願っています。
今の安心は未来の安心をも実現していきます。
今ここから自分自身を愛して下さい。
ルーム・ソル 小坂田 恵理