ヒトは
痛み苦しみも
嬉しさ楽しさも
持っているものを分け合い
一緒に喜び合う、
本来とても優しい生き物。
優しさを受け取り、優しく過ごし、喜びを増やすことは、人にとってとても生き易い。
今、もし自分に対しても、誰かに対しても、そう思えなかったとしたら、ただただ、今あなた自身の心が疲れているのです。
体が疲れていると誰かの為に動くことが難しくなります。
心も同じです。
今は、あなたご自身を優しく大切にして差し上げて下さい。それが心の疲れを癒してくれます。
あなたの我儘さ、甘えの気持ちも分かって差し上げて下さい。
人生の中のたった一日でもいい。
自分の好きなことだけで過ごしたり
何にもしないで、ただ好きなものを食べてお風呂に入ってゴロゴロしたり
自分のためだけの時間を過ごしてみて欲しい。
思う存分甘やかし、思う存分優しくする。
精一杯頑張ってきたあなただから、そんな一日があってもいいと思うのです。
そんな自分の為だけの体験がいつまでもあなたの力になっていきます。
そうやって過ごすと、しなくちゃいけない、こうあるべきだ、というあなたを苦しめていた思い込み気が付き、そのたびに、楽になります。
そのホッとした感覚。
私たちは優しくされると嬉しいですよね。それは命の喜びそのもの。
心が喜びで満たされると、本来の自分が回復してきます。
優しさによって満ちた安心、喜びを誰かと分け合ったり、今度は誰かを喜ばせることがし易くなります。
それはとても幸せなことです。
今はそう思えなくても、あなたはとても優しい。
だから、今、あなたご自身を大切に、優しく、愛して差し上げて下さい。
もう、それをしていいのです。
ルーム・ソル 小坂田 恵理