先日、近所にある美味しいラーメン屋さんに夫婦で行きました。
綺麗な店内、スタッフの気持ちの良い対応などもお気に入りポイント。
丁寧に作った鳥のスープをベースにメニューは二つだけ。
いつもお互い選ぶものは決まっています。
主人は、辛いこってりスープに太麺
私は、さっぱりスープに細麺
「美味しいね~」
「うんうん!」
こういう時、私はとても面白いと思うのです。
口の中の味覚、触感、まるで違うのに、
「美味しいね、うんうん」
体では全く違う化学反応が起こっているのに、最終的に同じ電気信号となる。
遊園地で違うアトラクションに乗りながら電話で「楽しいね~」と言い合っているような。
違う宇宙にいて、まったく違う概念、違う景色、違う体験しているのに、同時に共鳴しあっているような。
「ちょっと一口頂戴」
相手の味見をする。冒険。
ピリッとした刺激と香り、まったりとした舌ざわり。体験。
なるほどなるほど、こんな味なのか、これもなかなかいいね。
あなたはこんな味が好きなのね。
あなたはこんな体験をしていたのね。
未知が既知になる。
お互いが美味しいと共有できる、嬉しくなる店、だから度々行くのだなぁと気付きます。
違いを知り、共通点を知る。大切なのは共通点。
分かり合えたようでも、内容を知るともっと理解できる。
コミュニケーションの始まり。
あなたの好きなものって何?
どうしてそれが好き?
イライラしてるね。どうしたの?
あなたが欲しいものは何?
あなたにとってホッとすることってどんなこと?
どんなことでも、自分と相手は違う。全く違う宇宙とも思える。
違うからこそ、聞いてみる。
分かって貰えると嬉しくなる。
そんな人を好きになる。
コミュニケーションは自分とのコミュニケーションから練習すると他者との交流も自然になっていきます。
いつでも自分を最優先に、自分に聞いてみる。
何が好き?
何が嫌い?
今、何食べたい?
今、何がしたい?
今はわからなくても、いつかきっとわかるね。
分かって貰える喜び。自分が自分をもっと好きになる。大切に思える。
自分が自分を愛する。
その気持ちで他の人を大切にする。
内なる宇宙の探訪の始まりです。
Engage!
愛と感謝を込めて