我が美和の家ソルの『広すぎる裏庭』は、廃校になった檜沢小学校の校庭と隣接しています。

 

そこはドクターヘリの発着場ともなっていて、廃校とはいえども建物も校庭も綺麗に整備されています。

 

因みに、美和の家へのアクセスは、ヘリコプターが最速で便利です。費用は自腹でお願いします(是非)

 

さてさて、その校庭から時折バイクの走行音が聞こえてきます。

ここは常陸大宮市から栃木に抜ける山間部。山間を抜ける景色がとても綺麗で、ツーリングを楽しむバイクが県道を通過していきます。

しかし、その音はいつまで経っても通過せずずっと聞こえてくるのです。

 

聴けば、北隣の大子町出身で世界的に活躍するバイクレーサー大森雅俊さんが練習場として使用し、時折バイクのイベントも行っているとか。

 

先日もブンブンと聞こえてきたので、主人と見学に行ってきました。

この日は市内のバイク店主催でバイクの講習会だった模様。

 

大森さんは、アスファルトではなく土を固めたダートというトラックレースの日本の第一人者で世界でも上位で活躍しているそうです。

 

ダートって滑るんですって。タイムを競うので、カーブで転倒ぎりぎりの体制で滑るように走行するそのテクニックが勝利への鍵なんでしょうね。

 

この日は小学校5年生の女子が生徒で参加していました。

参加した小学生と指導する大森さん

自分の好きなものに取り組めて世界的なプロに教えてもらえる体験が、これからの彼女の人生でいつまでもキラキラと輝いていて欲しいなって、目を細めて見つめる赤の他人の私です(笑)

 

気が付けば近所の建築業の社長さん自らローラーでトラックの整備をしていました。それらは全てボランティア。

好きだから、と黙々と作業されているのです。

 

イベントを見守る地域のおじさま方が我がことのように様々説明してくれて、それを聞きながら温かい気持ちになっていきました。

 

学校は住民にとっても想い出の在る場所。綺麗に手入れしても散歩に使用するだけでは寂しいし、もったいない。

レーサーにとって練習場は必須。レース場を借りるにもお金がかかる。個人で思いっきり使えるなら助かる。

 

人が集まってくれる喜び。

出来る人が出来ることを自分の意思で行っているその自由さ。

 

不便さがあるからこそ生まれる気持ちの交換が私にはとても嬉しくて楽しいのです。

 

音がうるさくないか?と心配してくれる方もいますが、私にとってブンブンというバイクの音はマッチングした双方の喜びの振動です。

 

最近はバイクの音が聞こえてくる日を勝手に『バイクブンブンの日』と呼んでいます(苦情受付中)。

 

大森雅俊さんのオフィシャルサイトはこちらです。

私も応援しています♪

 

今日も『美和だより』読んでくださってありがとうございます。

 

愛と感謝を込めて