私たちは愛の種を持っています。
植物は見る者を癒し楽しませ、また栄養となり美味しさと豊かさで喜ばせながら、やがては枯れていきながら1サイクル毎に情報を刻んで進化した種になります。
なんと完成されているのだろうと、いつも驚きの連続です。
それらは私たちの内在するものを具現化し見せてくれているようです。
私たちにも在る。
肉体が無くなっても、進化し続け永続するもの。
それは肌感で誰もが気づいている、魂。命。
そこに宿る愛の種。
種は一人一人の中でじっと発芽を待っています。
誰かによって、自分によって、愛されて愛されて、愛を知り、
それを栄養にし、やがて人を何かを愛そうとし始め、
愛そうとして、愛そうとして、愛して、愛して、与えて与えて
与えながら愛の花を咲かせていく。
私たちが内包し目的とする真の姿とは、与える愛、そのものの姿です。
その完全性に向かい内面を開拓し愛を開発していく一粒なのです。
困っている人を助けようとする
必要なものを与えようとする
力になろうとする
手を差し伸べようとする
全体のためになろうとする
その献身、奉仕、滅私の精神。
その他己愛こそが私たちの根本が目指す正しい進化の方向です。
愛とは全ての源。
その源のエネルギーは、自らが愛を送ることで自らに還ってきます。
限りない愛の循環は、愛することから始まります。
愛してほしいとき、愛が足りないと感じ、愛を求めても寂しさが募るとき、
それはあなたの種が発芽を迎え、愛することを始めるときです。
愛する喜びが循環を呼び、あなたを育てていきます。
初めの一歩は、ぐっと力を入れて、自分の力で踏みだし、新しい自分に向かっていきましょう。
発芽する種のように。
変容には意志と勇気が必要です。
愛の表現はなんでもいいのです。私たちには自由意思があります。
すぐに上手くいかなくても動機が愛であるならば、必ず愛で報われます。
今までの苦難はそのために準備です。
私たちには必ず、乗り越えられる力があります。
想像してください。
世界中の人々が同時に、一斉に、お互いに愛を送り合ったら。
一瞬でもそんな瞬間が起きたなら。
物質至上主義や極端な利己主義から起こっている悲劇、
戦争、飢餓、貧困、殺人、犯罪、金銭的格差、人種差別などの問題は消滅し、それらの人為的問題から発生する怒り、悲しみ、恨み、嫉妬、などの苦悩といった、人間が引き起こし続けてきた負の連鎖も同時になくなるのです。
これが愛の力です。
咲き誇り喜ばせ感動させる花。
疲れたものを受け入れ、受け止め、癒す大樹。
地球とは本来、そんな魂の花が咲き誇り、魂の大樹が立ち並ぶ森であるはずです。
そして、自然の営みと大宇宙の摂理の中で起こる困難を乗り越え生命の成長進化を遂げるための場所です。
私たちにはそれを取り戻す責任があります。
その実現は今でなくても、来年でもなく、ずっとずっと先の未来であるかもしれない。
それでも今、私たち一人一人がその瞬間につながる一筋の糸の突端となるように、私たち一人一人が愛の種の発芽をリレーしながら、諦めずに進軍していくのです。
私たち一人一人が、愛することを発揮しなくてはいけません。
花のように、大樹のように。
愛すること。ただそれだけに一生懸命になっていいのです。
未来は今、私たちから変わります。愛の発芽を繋げていきましょう。
いつも読んでくださってありがとうございます。
愛と感謝を込めて