昨日からソワソワ。
今朝はいつもより早起き。
去年私たちが育てた蕎麦粉を使って打った蕎麦を近所にある介護施設にお届けしてきました。
この常陸大宮市に来ることになったきっかけの伯父が生前に大変にお世話になった施設さんで、いつも家と畑の間の道を利用者さんたちの送迎車が通過していきます。
伯父がお世話になったことに加え、通過しながら畑をみてくれているだろうことが慣れない畑の作業中にとても励みになっていて、何かの折にお礼をしたいなって思っていました。
ふと、去年作った蕎麦粉をどうしようかと思いあぐねているうちに、この辺りのお年寄りは蕎麦好きな方が多いし、蕎麦打ちも少しづつ上手になってきたし、施設の方々に蕎麦を食べてもらうってどうだろうか?
と夫婦で考えたのです。
出来れば施設の中で蕎麦打ち実演などできれば尚いっそう楽しんでもらえるかと思ったのですが、コロナ禍で面会も制限されている中、それも難しいとのことで麺の納入のみとなりました。 ↓ 約30名分!
外出するようなイベントもなく、施設の中で過ごすだけとなっていると聞き、話題のきっかけとなれればと写真付きのお手紙を添えました。
利用者さんと直接はお話できませんでしたが、施設の調理担当者さんやスタッフさんからお蕎麦の出来をお褒めいただき、利用者さんも全部召し上がってくださったと聞きました。
嬉しいですね。
目の前の麺のこと、食べてくれる方のことを考えて集中して麺を打つ、その作業後、心身の内側に響く至福の余韻が心地よかった。
どんなことでも、自分のことを忘れて、誰かのために、何かに集中していることが何よりの私たち夫婦の喜びです。
したいことをしていると肉体がどんなに疲れても、ストレスにはなりませんね。
誰かのために、自分たちが出来ることで役に立ちたい。
方法手段は問わず、この動機でおこなうこと全てが今の私たちの仕事であり、したいことが出来る喜びそのものが対価になっています。
だから反応があってもなくてもいいし、
喜びの声が届いたら、さらにうれしい。
畑という自由なフィールドを使わせてもらうなら、自作したもので地域の方に喜んでもらえることをしたいな。
そんな目標が一つ叶い始めた今日でした。
いつも読んでくださってありがとうございます。
愛と感謝を込めて。