主人がうつになった

子供が学校に行けなくなった

部屋から出てこない

 

本人にカウンセリングを受けさせたい。。。

 

家族や大切な人の、まるで人生の歩みが止まったような表情や行動を見ると、心配になります。

 

そして、身体が動けない方や、家や部屋から出たくない方をカウンセリングに連れて行こうとすることはとても大変なことです。

 

ご本人にカウンセリングを受けるご意志がないときには、無理に説得しようとなさらなくても大丈夫です。

 

 

あなたにはまだ出来ることがあります。

あなたにしか出来ないこと。

 

 

起きなくちゃいけないのに体が動かない

 

学校にいかないといけないのに、家から出られない

 

 

ご本人は今、しなくてはいけないこともわかっているのに、何かが怖くて、自信がなくて、出来ないのです。

 

自分がどうしたいのかが分からなくて、とてもとても不安なのです。

 

 

そこへ更に、こうしろああしろ、と言われると不安が増していきます。

 

 

不安が心を弱らせます。

 

 

そんなとき

 

誰かがそっとそばに居て

 

何も言わなくても

 

お茶を入れてくれたり

 

一緒にご飯を食べたり

 

話をただ聞いてくれたり

 

何気ない日常を一緒に過ごしてくれる

 

それだけでも、心が弱っていると、こちらが思っている以上に安心するものです。

 

風邪を引いて寝込んだ時、落ち込んだ時、あなたもそうではなかったですか。

 

 

不安な時、誰でも安心したい。

 

その安心が心を健康にしていきます。

 

あなたが選び愛した人、あなたが愛の中で育ててきた人です。

 

どんなに大切にしてきたことでしょう。

 

 

ご本人には、愛された

 

あなたは、愛してきた

 

その力がある。

 

 

懐かしい優しい時間のなかで癒し労い、見守って差し上げてください。

 

 

愛してくれている人がいる。見守ってくれている。

 

弱っていても、どんなことがあっても安心できる、そんな優しい空間や時間がある。

 

それ以上に心強いことはありません。

 

何かが間違っていたのではなく、今はきっとお互いに、人生にとって大切な時間、必要な時間なのでしょう。

 

そして、これから先の人生においてこのことは、心の礎となっていかれるでしょう。

 

 

応援しております。