大切な人が引きこもり。もっと活き活きと過ごして欲しい

hikikomori1

お子さん、ご家族の引きこもりについての相談が多い昨今です。
ほとんどがご本人以外のご家族からのご連絡から始まります。

『本人にカウンセリングを受けさせたいのですが。。。』

心療内科や心理カウンセリング、色々に問い合わせても、本人が来ないとダメだと断られるそうです。

カウンセリングは困っている方のためにあるものです。

引きこもりという状況は勿論、健康的ではありません。ただ、ご本人は不健康なことではありながらもご自分のしたいことをしていらっしゃいます。引きこもりを続けられる快適な生活環境も整ってしまったのでしょう。それを止めさせるのは、お気に入りのおもちゃで遊んでいる幼児からおもちゃを取り上げるくらい大変なことです。根本的な内面の問題があるからこそ、そうしていたい、そうしなくてはいけない。困っていないのです。

引きこもりは、訴えです。判って欲しい、理解してほしい誰かに向かって声にならない叫びで困らせています。誰かに気持ちを分かって欲しい。もっともっと理解してほしい。もっともっと愛してほしい。誰か助けて。

心は、気が付いて欲しい人を一番に困らせます。ご本人の代わりに心、気持ちを理解してあげられるのは、今一番に困っているあなたです。だからこそ、心に対して今ままでしてこなかった大切なことを思い出し、愛される実感をご自身を通して学んでみることが最短で最善です。

遠回りに思えるかもしれません。見る目を変える、考えを変える、そんな気休めではないのです。
本当の気持ちに気が付くこと、理解され大切にされる、愛されることの安心感、生きてていいんだという湧いてくる自己愛が、自分にとってより健康的な当たり前の生活を実現しやすくしてくれます。すべては内面の現れです。

誰のせいで何があったから、という犯人探しは重要ではありません。大切なのは今まで頑張って生きて来たあなたの、今とこれからです。ご自身を大切にする気持ちで、これからは大切な方々をも、もっともっと大切にすることが出来るようになります。過去はその過程で癒えていくものです。健康には愛が必要です。

今をターニングポイントに変えていくことが必ずできると私は信じています。

閉じこもっているのはモンスターではありません。あなたが愛してきた大切な人、そのままです。今、ここから戦いは終わりにいたしましょう。

対応に万策尽きたように感じていませんか。貴方が疲れ切ってしまう前に、是非、一度ご連絡ください。