森と畑に囲まれた実家では庭で野生の雉が鳴き、夜空には満点の星、大きな月が輝いている。
あまりにも美しく、寒さを忘れて佇んでしまう。
テレビは一方的に情報を流していく。
そこに真実を私は一向に感じない。
テレビの情報はビジネス。誰かの商業的思惑だけである。
ニュースでさえも真実であるかは誰にもわからない。
垂れ流しの情報をただ見ている時間はまるで思考停止状態、中毒患者のよう。
何も考えていない、何も体験していない、ただただ不足感だけを膨らませていく。
考える時間、内なる未知へ塾考する素晴らしさを放棄してまでし続ける価値のあるものだろうか。
私のまわりにはテレビに関心のない人たちが多い。みな個性豊かに人生を創造している。テレビが嫌いなのではなく、見ている時間などない。忙しいわけでなく、それよりも大切なことを大切にしているだけだ。
テレビを消しすとその静けさに、最初は落ち着かなさを感じる。それが寂しくてまた中毒の世界に入っていきたくなるが、そこを越えて身を委ねていくと、内側で静かさの細やかな波が寂しさの荒々しい波を消していく。それはとてもとても気持ちがいい。
内側から感じること。それが今の自分の真実。
これ以上のリアリティーはない。
支配に身を委ねるのも、自分を解放するのも、自分自身。
私たちには選択出来る自由と意志があります。
それを取り戻し、これから何を選択しますか。
愛と感謝を込めて