何かが無くなるかもしれない
何かを失うかもしれない
何かが終わってしまうかもしれない
だから
何かを守ろうとし
何かを持ち続け
何かから目を背ける
何千何万年と栄枯盛衰のなかで、目に見える実は不確かなものにしがみつくように、ひたすら不安の中で生きてきた。
それは進化、変容、未知への恐れ。
繰り返しの中にいるのは、不安のなかにいても安心なのです。
その歪んだ安心はすでに知っていることへの執着にもなる。
物事はフラクタルに起こる。これから自身に起こることは、今まで起きてきたことと大小の差はあっても本質的な違いはない。
その中で自身の進化、変容、を受け入れ未知への道を、驚きと共に進むのか
今だけを大切にして、過去の繰り返しの中で過ごすのか。
進化、変容をしてもしなくても、私たちは私として存在する。
私は自分自身の進化、変容を受け入れて生きていくと決めています。
だから、今、守りたい、大切だ、と思うものは執着、手放すことへの恐れではないかと、静かに自分を考えるのです。
考え尽くすと、結局、何もするべきことはなく、ただ在るだけという境地に行き付き、
それでもしたいこと、続けたいと思うことを今、する。
それが『今』の私。
私たちには、不安からくる恐れを未知への期待に変えていける、自分を愛する力がある。
自分の中の不安に気付いていく。ただそれだけ。
愛と感謝を込めて