今、出来ることをする。
今、するべきことをする。
今あるものを愛する。
今を生きる。
当たり前のようで、でも難しく思えたり。
例えば、食事。
忙しさの中で次にすることにせかされるように食べる
心の隙間を埋めるように詰め込む
これは未来のこと過去のことに囚われている状態。
体は当然、今生きているものだけれども、
意識の中では、今目の前のものが見えていません。
次のこと、過ぎたことに振り回されている。
そのとき、自分の意識は今を生きていない。
過去の未来の不安の中にいる。
「今を生きる」を実感するためには、思考が今を考えていないときに気付いていく。
考え事をしているとき、誰かがしゃべっていても、本を読んでいても、テレビを見ていても、何も入って来ない。
そんな経験は誰にでもあります。
自分の頭の中で繰り広げられているイメージを見ている。
思考が世界を創っていきます。
体は今を生きている。
気持ちも意識も、今ここにある状態。
その一致感は自分を安心させる。
過去はもう過ぎたこと。
未来はまだ起っていない。
ただ今があるだけ。
ただ自分が勝手に考えて、自分自身を不安にさせていた。
自分がしていたことなら、止められるのも自分。
それに気付き安心に変えて差し上げる。
私たちは今を生きている。今ある存在。
それを追い求めるのではなく、そうしていなかった自分に気付いていく。
そういうことではないかと思います。
いつも読んでくださってありがとうございます。