体に何かしらの症状がある。
心には不安が一杯。
治らない。絶望。
もう死にたい。
本当は、生きていたい。
でも、どうしたらいいのか分からない。
心の問題は体にも関係しています。
身体の病名、心の病名を持ってご相談される方はとても多いのです。
産まれたときに不安で一杯の赤ちゃんはいません。
先天性の疾患があったとしても、それがありながら健やかさを持って生まれてきます。
今は、今までの生き方の積み重ねです。
健康とは違うことをしてきたから、今、健康から遠ざかったしまった。
だから今までと同じことをしていたら、ますます健康からは遠ざかっていきます。
今ここで『今までと同じ方法』ではないことをしてみる価値はあるのではないでしょうか。
それとは、自分自身が今行っている日々の態度です。
例えば、体は食べ物で出来ています。
食べるとき、どんな気持ちで食べていたでしょうか。
例えば、心は安心を求めています。
~するべき、~であるべきと、自分を縛り付け不安にさせていませんでしたか。
身に付けてしまった余計な不健康な習慣に気付き、そして止めていくことで、
あのワンダーな赤ちゃんの心身の状態に、少なくとも近づける可能性はある。
生き方とは考え方です。
一つひとつの考え方に気付き、そして変えていく。治していく。
それが生き方を治していきます。
出来ることは沢山ある。
余計な考え方に気付き、やめていく。
一つ一つでいい。
それが全て心身の自信、本来の力となっていきます。
さらに可能性を精神性まで広げてみる。
困難さは、今までの自分の積み重ねでもあり、自分で選んだ人生の一部でもある。
それを持ち、乗り越えよう、乗り越えられなくてもそんな自分と生きていこうとしている。
その精神こそが自分自身。
自分は肉体でも感情でもない。
治りたい、もっと健康的に生きていきたい。
そう願う健全な精神が本来の自分自身だとすれば、その自分自身が心身の味方となって、自らの態度を治していく。
心身が崇高な精神に一致していく。
自分が本当の自分になっていく。
その過程にこそ、今までの過酷だった人生の価値があると、私は思うのです。
出来ること、可能性はまだまだある。そう信じています。
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NPO法人日本心理カウンセラー協会