先日のカウンセリングでの会話。

 

「教えてください。小坂田さんから見て私ってどんな人間ですか」

 

「ご自身ではどう思いますか」

 

「自分は小さなことが気になってしまっていつも失敗するんです。自分の考えをうまく伝えられなくていつも損をしちゃうんです」

 

「自分のこと、そんなに悪口言ってはいけませんよ」

 

「え?」

 

「あなたは大切な友達を誰かに紹介するとき、『この人は視野が狭くて何考えているかわからなくて、おまけに自信もなくていつも損ばっかりしているんですよ。よろしくお願いします』って言いますか?」

 

「あ。。。そうか、これが自分への悪口なんですね」

 

「あなたはどんなことでも正しく行おうと努力をしていて、自分自身をもっと向上させようとしている方のように私には見えます。いかがですか」

 

「そうですね。自分の悪口、気が付きませんでした。。。なんだかほっとします。そうか、この気持ちですね。。。もう自分の悪口を言うのをやめます」

 

 

欠点、長所。それらはどんな気持ちで見るかの違いだけ。表裏一体。

 

友人を誰かに紹介するときの、良い印象を持ってもらおう、仲良くなって欲しい、という思いで紹介します。
その優しい気持ちを自分にも向けていきましょう。

 

上手に自己紹介ができるように、自分の悪口に気が付いていきましょう。

 

そして、自分のことは誰よりも自分がわかっているはずです。それは誰にとっても。

 

自分のことを誰かに教えてもらいたい、そんな気持ちになったときはご自身の中に不安があるときです。

 

ご自身にこれ以上無関心でいないよう、ご自身に最優先に優しくなさってください。

 

 

いつも読んでくださってありがとうございます。