啐啄同時
禅の言葉です。
内側から雛が殻をつつき、外側から親鳥が殻をつつく。
双方が一致して雛が生まれる。
外からのつつきが早くても遅くてもいけない。
うつ、心の病、体の問題。。。
生き辛さとは、まるで孵化する直前の卵のよう。
今まで守ってきたものが、とても狭く窮屈になって、外に出たいけど、どうやってこれを割ったらいいのか分からない。
内側から叫ぶ。
助けがくる。
殻が割れる。
その殻は今まで自分を守ってきたが今はもう必要ないもの。
そして、まるで違う世界を生きる。
生き辛さの先は、生まれ変わりの人生。
私はそれを沢山みてきた。
あなたには意志がある。
治したい。
健康になりたい。
自分らしく生きていきたい。
それは心が重くても、体が重くても、それとは別にあるものだ。
だからここまで来た。
その意志があなたをここまで運んできた。
重いこころと体を引きずりながら歩んできた。
あなたにはその力がある。
今、外からの力があなたの助けになる。
だから、もう叫んでいい。
本当の気持ち、意志。
私たちは、それで生きていっていいのです。
生き辛さを感じているとき、あなたの人生はこれからです。
愛と感謝を込めて