一人で下駄の鼻緒のすげ替えに挑戦しました。
職人さんにすげ替えて貰った古い鼻緒を丁寧に解きながら、縛り方を調べ、手元にある道具で賄いながら格闘すること90分。
出来ました!勿論、職人さんの仕上がりとは比べられませんが、日常履くには十分な出来です。
ここ一年ほど、やってみよう、と 出来ないかも、の小さな葛藤をほったらかしにしていたので何とも気持ちが良い。
出来なかったとしても死ぬわけでない、と思い立ったわけですが(笑)
やろうと思ったことをしてみる。結果はどうであれ、それが嬉しかった。
今や情報はあふれるほどにあり、どこかに行けば何でも買え、色んなサービスがあり、とても便利ですが、その分体験が少ない。
人任せばかりでは、気持ちの動きも少ないな、と思うのです。
何かに挑戦するとき、
できるかな、怖いな、大丈夫かな、
よしやってみよう
どうやればいいかな
こうやってみよう
こうしてみよう
よし、いいかんじ
出来た!
楽しい! 凄い! 達成感!
思考と身体の動きと共に、気持ちは活き活きと湧いてきます。
私たちは深く命に宿る魂として、それを求めている。
結果だけの毎日は気持ちが無視され、だからとても生き辛かった。
私たちは喜怒哀楽、内側の躍動そのものなのです。
世の中の情報の何が正解かは分からない。事実は隠され、誰かにとって都合のよい情報が流される。
その世界の中で唯一真実がある。
それは、自分自身がどう感じたか。
その感覚。その気持ち。
自分自身にとっての真実。
それが自分の世界を創造していきます。
結果だけを与え、求め、評価する。
そのようなロボットでは、私たちの求める成長と進化は果たせないのです。
時には新しい体験、挑戦をしてみる。
それも愛ですね。