『愛する』とは、優しさや思いやり、気遣いなど、愛に基づいた能動的な行動。
それに対して『愛されたい』という気持ちは、誰かにそれをして欲しいという受動的な欲求です。
そしてそんな気持ちが湧いてくるのは、本当は愛が欲しくて愛されたかったのではなく、『不安』だったからなのです。
孤独、寂しさ、後悔、罪悪感。。。
心に沸き起こる不快な気持ちが沢山あって、それによる緊張もずっとあったのではないでしょうか。
その不安を無くしたかった。
それに気付かずに、そして不安をなくす方法を忘れてしまっていた。
嫌な気持ちを見ぬ振りをして蓋をしてしまった。
でも、湧いてくる不安。
自分には何か足りない。
だから、愛されれば治ると思い込んでしまった。
自分が自分を忘れてしまっていた。
自分の中の不安は、自分自身が作りだしています。
だからこそ、自分自身が今ある不安に気付いていくことが、正しく愛の始まりなのです。
誰かに愛されるから、誰かや自分を愛せるのではなく
自分を愛そうとするから、自分を愛せる。
誰かを愛そうとするから、誰かを愛せる。
自分や誰かの『愛されたい』という気持ちに気付いたら
不安に気付いて差し上げてください。
愛することはそこから始まります。
そして同時に、愛される実感も。
いつも読んでくださってありがとうございます
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