いつも一緒にいたのに突然会えなくなってしまう。

恋人との別れ、子供の自立、永遠への旅立。

 

大切な人と会えない寂しさは一時的でも永遠だとしても悲しさが伴います。

 

自分の一部が無くなってしまったような

独りぼっちになってしまったような

 

誰かに話を聞いてもらってもやっぱり押し寄せてくる

喪失感

孤独

 

家族や誰かの前では明るく振舞っていても

夜、寂しさで押しつぶされそうになって眠れない

 

いっそ悲しみに埋没してしまったら楽なのかもしれない。

そう思っても明日はやってくる。

苦しい気持ちを抱えて前に進まないといけないのは残酷とさえ思える。

 

生きていると、苦しいこと辛いことはどうしても起きてきます。

 

起きたことは変えられない。

会えないことは事実。

分かってはいるけど湧いてくる気持ち。

 

苦しさ悲しさ、そんな気持ちさえも自分のものです。

 

だから、我慢しないで。

せめて一人の時ぐらい、素直になって泣いたっていいじゃない。

 

嗚咽、慟哭。

それだけ大切な存在なんだ。

それだけ愛していたんだ。

 

だから今目の前にいなくて寂しい。

これからどうしていいのか不安。

 

不安でおびえる幼い子供のような心があなたの中にある。

 

ただ、怖い、不安なの。

そのどうしようも湧いてくる自分の気持ちをごまかさず、分かってあげよう。

 

寂しいね。苦しいね。怖いね。

どうしていいのか分からないんだね。

 

例え自分であっても気持ちって分かってもらえるとホッとするものです。

 

分かってくれるんだ。

一人じゃないんだ。

 

そして、きっと同じ気持ちで過ごしている家族や友人がいたならば、

自分の気持ちを隠さずに、同じ気持ちを分かち合っていこう。

 

同じ気持ちなんだ。

 

そう思えるとまた少しづつ楽になる。

 

そのほんのり灯った安心の中で、これからどうしたらいいのか、一緒に考えていこう。

 

 

少しづつ自分の気持ちが落ち着いてきたら、相手の気持ちも考えてみよう。
もし自分が逆の立場だったら、と。

 

止むを得ないことで会えなかった大切な人たちといざ会えたとき、その人たちが心配で疲れ切っていたら。

何かを頑張りたい乗り越えようとしているときに、大切な人たちが不安な気持ちで待っていたら。

新しい出発をしたとき、後に残した人たちが悲しみに暮れて過ごしていたのを知ったら。

 

離れていても、応援してくれたり、見守ってくれていたり、信頼してくれていたり、そんな気持ちでいてくれると思えば、力や勇気が湧いて、自分のことに集中出来たり、新しい歩みを進めることが出来るでしょう。

 

会えなくても、気持ちってつながっているんです。

 

 

人は悲しさや苦しみ、困難を乗り越え、歩んでいきます。

 

それが私たちの成長なのでしょう。

 

今、困難さがあっても

必ずいつか、それを潜り抜け、

ああ、これでよかったんだ。

といつか思えるように、

 

今を生きていきましょう。

 

 

いつも読んでくださってありがとうございます。

愛と感謝を込めて