仕事もプライベートもうまくいかない。
収入も不安定。
悪循環でひどい現状を変えたいけど、疲れ切ってしまってどうしたらいいのかわからない。
お電話やメールでそうしたご相談をいただきます。
その口調、文面からは、焦りが感じられます。
今、何か行動する、何かを変えていく、その気力も体力も自信もなく、どうしていいのか分からないから不安で焦ってしまうのではないでしょうか。
本来、自分が今何をしたいのかが判らないなんてことは、健康であればありえません。
それは心が不健康になってしまっているからです。
心は、不快な気持ちで一杯になると不健康になっていきます。
したいことが出来ない、しなくてはいけないのに動けない。
そんなご自分を責めていませんか。
誰だって頑張りすぎれば、弱ります。
弱ることは間違ったことではないし、自分が悪いわけではありません。
とても自然なことなのです。
それを誰も責めることはできません。自分でさえもです。
今、行動が出来ないくらいに心が弱っているなら、まず健康をとり戻していきましょう。
その為にご自身の内面、心に意識を向けてみてください。
心はどこにあるかわからないけど、気持ちの湧くところ。
そこになんだか居心地の悪いような、見たくないようなザワザワとしたものがある。
それが、不快な気持ち。
怖かった、寂しかった、哀しかった、悔しかった
言葉にすればそんな感じ。
それらは過去の出来事からくるものかもしれません。
今まで、つらかった
くるしかった
ひとりぽっちで、淋しくても、がんばってがんばって、そして疲れてしまったんです。
そんな自分に、今、いろんなことが上手くいかないからといって
~しなくちゃ、とか
こうであるべきだから、とか
自分が悪いんだ、
もっと頑張れ、もっと頑張れ、と
ムチを打つように、さらに苦しめていませんでしたか。
自分が自分を苦しめる。そんなことを本当にしたかったのでしょうか。
それはもう終わりにしましょう。
今まではひとりぽっちのような気がしていたかもしれない。
でも今は、過去を乗り越え、成長した自分がここにいる。
その自分が、自分の味方となって感じてみてください。
心にある本当の気持ち。
分かろうとするだけでもいいのです。
そんな時間をそっと静かに持っていただきたい。
するとどうでしょう、内面の変化が感じられるかもしれません。
それがもし、ホッとしたような、穏やかさや、明るさ、優しさ、また勇気や希望、胸が広がるような気持だったなら、心が健康を取り戻しているということです。
その心地よい気持ちをさらに広げ持って、今すべきことを考えたり、行動したりして差し上げてください。
何を選択し決断する、行動を起こす時は心身の健康が回復してからでも遅くはありません。
穏やかな気持ちで思考を広げ、その時々で最善の選択をしていくことが、最善の結果を作り上げていきます。
あぁ、これでよかったんだ。
いつかそう思える未来は今ここから始まります。
私はいつでも応援しています。