「私の気持ちを分かって欲しかった」
「誰も私を分かってくれない」
 
自己嫌悪になり自分を責め、こんな自分じゃいけないんだ。変えなくちゃいけない。。。
そんな風に悩みを複雑にしていませんか。
 
分かって貰いたかったあなたの本当の気持ち
 
それは、どんな気持ちでしたか?
 
どれだけ苦しかったか、どれだけ悲しかったか、どれだけ嬉しくて楽しかったのか、その気持ちの大きさや深さを、瞬時に、本当に、分かって差し上げられるのは、どなたでしょう。
 
お父さん?お母さん?友達?上司?パートナー?子供?
 
その前に、本当に分かって欲しい方が、世界でたった一人います。
 
気持ちの湧いてくる心は、もう一人の自分のような存在。自分の中に在って、ぐるっと自分自身にくるまれている。
心にとってそれは全世界。心はその自分自身に気持ちを分かって欲しかったのです。
 
誰かに何かを分かって欲しい。でも、分かって貰えなくて苦しい。
そう思ったとき、本当は何を分かって欲しかったのかをご自身が分かろうとしてみてください。
 
最初に感じるのは、怒り、憎しみかもしれません。
そして、それは、悔しさ、悲しさ、寂しさだったと分るでしょう。
 
本当は、愛されたかった、大切にされたかった。
愛したかった、とても大切だったから。
 
そう、心は愛が欲しかった。
 
心は気持ちだけの場所。まるで生まれたての赤ちゃん。本能。
気持ちを分かって貰えると落ち着きます。
 
今、生き辛さを感じていたら、自分で思っているよりずっと、自分自身に無関心でいたことに気付いて欲しい。
生き辛さは、もっともっと自分自身を愛することが出来る、というサインです。
 
何が好きで、何がしたくて
何が嫌で、何をしたくなかったのか
 
あなた自身が自分の気持ちに気が付こうとしてみてください。
 
自分自身がみる世界は、内面の写し鏡。
自分が自分を愛し、安心に満たされていけばいくほど、あなたの身体も周囲も世界もそうなります。
愛と感謝を込めて
ルーム・ソル 小坂田 恵理