これもまた街角での出来事。

今回は年配の女性お二人。

『最近元気そうね』

『そうでしょ!私、よく膝が痛いとか腰が痛いとか言っていたじゃない。もうね、忘れることにしたのよ』

『そうね、忘れちゃうのが一番よ、アハハハ~』

『アハハハ~』

うっかりその輪に入りそうになるのを独り耐え、そうそう!と頷きながら通り過ぎました。

【腰痛は脳の勘違いだった】という本をご存じでしょうか。
何年も酷い腰痛に悩まされ会社も辞めざるを得なかった方が、あるとき大好きな釣りをしているときは腰痛のことを一切忘れていることに気が付き、それからは腰痛を忘れる時間を増やしていったら、いつの間にかあの酷かった腰痛がすっかり治っていた。痛みは脳が作った勘違いのループだった。という内容です。

悩み不安、痛み苦しみに埋没しているとき、それは自分が今本当にしたいことを諦めている。その諦めがループを引き起こす根本原因。

悩み不安、痛み苦しみを忘れる時間、何かに没頭しているとき、好き、嬉しい、楽しい、ほっとする。それがループを解除し、確かなお薬と栄養になっていく。

今の自分に必要なことは、本当は他の誰でもない自分自身が知っています。

あなたが今、本当にしたいことは何ですか?

心を健康にすることは、ご自身を治すことが出来ます。また未病対策に繋がり、病気になりにくい心身となっていきます。

街角の女性のように、本来人は自分を治す方法を知っています。思い出した方々が増えてきています。

どんどんと、本来の力を取り戻した人たちが増え愛あふれる世界になってきています。

愛と感謝を込めて
小坂田恵理

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