命は生きようとするエネルギー。人間も含めて動物、植物も全て命がある。共通した目的があるとしたら長寿と繁栄のようなこと。
健康であればあるほどそれを実現しやすくなる。だから痛み苦しみがあっても、治ろう治ろうとする自然治癒力が命には備わっている。健康であること、治ろうとすることは、命あるものにとって自然なこと、当たり前の姿です。
そして体は、生命維持活動をしてくれている。
心は、命の声である感情が湧いてくるところ。
心と体は命に寄り近い活動をしています。
理性はそれよりも少し距離がある。この社会で生きていくためのルールや、習慣、概念、ああするべき、こうするべき、と理屈で考えるところ。
この複雑な社会では多くの人が、その理屈に縛られ、心と体を無視し、理性が暴走してしまっています。したいことを我慢している、したくないことをし続ける、そんな心と頭と体がバラバラな不自然な状態では当たり前に生き辛い。
今の生き辛さは、体のせいではない、心が動かないからではありません。
理性が自分の敵になり、自分で自分の命を脅かしていたから、心も体も弱ってしまったのです。
命の危機だから、心も体も様々な症状を創り出して訴えるのです。
病や怪我、事故、人間関係、金銭関係、心の問題。。。
それでも気が付かずに、体の不調があると薬で押さえようとしたり、外から取り除こうとする。心の問題が起こると気持ちを変えようとする。誰かの何かのせいにする。
理性は心や体をコントロールするところではありません。
命、それに寄り添う心も体も、理性ではコントロール出来ないところです。
本来は、命をくるむように、この複雑な社会でこの選んだ人生で本当にしたいことが出来るように、協力し応援し支え励まし、守りながら慈しみ育てていける、理性とはそんな、正しく命の味方であるべきところだったのです。
自分は自分の命の味方だったと気が付いたとき、あなたの中から真の病はなくなり、そこから心も体も本来の健康を取り戻していきます。
痛み苦しみがあるときに、治すところは心や体ではありません。
自分自身に対する態度です。
もっともっと自分の命の味方になれる。
もう自分自身を振り回すのは終わりにしましょう。
自分が自分と一致して本来の健康的な人生を今ここからはじめましょう。
愛と感謝を込めて
こころとからだのカウンセリング ルーム・ソル
小坂田恵理
■関連記事 ; カウンセリングについて